Webで簡単にできる「売れている商品」の市場調査や分析の方法について

EC(eコマース)

WEBを使った「今売れている商品」の調査方法をご存知ですか?
自社でEC(eコマース)を始める際などに市場調査をしたいケースもあると思います。ただ、調べたくてもどこを参考にすればいいか分からず途方に暮れる人も多いかもしれませんが、実は簡単に調査する方法がありますので今回はその方法を説明します。

今売れている商品の調査は楽天サイトで

答えは簡単です。
楽天サイトの人気ランキングのページを参考にしましょう。

【楽天市場】総合 | 人気ランキング1位~(売れ筋商品) - 月間ランキング
楽天ランキング-人気商品ランキング!口コミ(レビュー)も多数。今、売れている商品はコレ!話題の最新トレンドをリアルタイムにチェック。男女別の週間・月間ランキングであなたの欲しい!がきっと見つかります。更新日:2024/12/04

それでは、このページの素晴らしい部分を具体的に説明していきます。

楽天の人気ランキングが素晴らしい理由

理由1:デイリーや週間、月間での人気商品を確認できる

当たり前の話ですが人気ランキング上位の商品は今売れている商品や話題の商品になります。
取り扱っている商品が限られた通常のECサイトの場合だと人気ランキングの結果は非常に偏ったデータになってしまいますが、楽天のようなモール型のECサイトだと様々な商品が出品されているため人気ランキングのデータも非常に参考になるものになっています。

そのため、今Web上で人気のある商品を調べたいときはこのページを見れば一目瞭然です。

理由2:豊富なカテゴリーで人気ランキングを確認できる

もっとも素晴らしい点はこの「様々なカテゴリーで人気ランキングを確認できる」という部分にあると思うのですが、↓の画像のように自分の興味のあるカテゴリーで細かく人気の商品が確認できます。

例えばファッション関係のデイリーや月間の人気ランキングの内容を確認していくだけでも、人気商品の移り変わりを把握することができます。(季節の変わり目の場合、売れていく商品が冬服から春物に移行していくのがわかるはずです)

人気ランキングを調べるときは総合ランキングだけでなく、必要に応じて各カテゴリーも確認するようにしましょう。

理由3:人気商品の価格のチェック

楽天の人気ランキングページのいいところは価格がわかりやすく大きく表示されているところにあります。
自分の調べたい商品群ではどういった価格帯の商品が売れているのかのチェックが簡単にできます。
また、当然ですが価格帯というのは非常に重要です。近年ではWeb(インターネット)の普及により価格の比較がとても簡単になってしまったので値付けの際には慎重な判断が求められます。
今後も売れ線の商品の価格帯調査の重要度はさらに増していくでしょう。

理由4:売れてる商品の名付け方チェック

楽天やAmazonのようなモール型のECサイトだけでなく、通常のECサイトでもまずお客様が見ている部分は「商品名」になります。
そのため、どのような商品名をつけるのか?というのは非常に重要になってくるのですがその際にも楽天の人気ランキングのページはとても参考になります。

例えば、アーモンド1kgを売ろうとした際に単純に名付けるとなると「アーモンド 1kg」になりますが、ただそれだと「この商品はどのようなアーモンドでどのように優れているのか?」という情報ががまったく伝わりません。
そこで楽天に売られているアーモンドの人気ランキングのページを見てみると以下の商品が1位でした。

アーモンド 1kg(1gあたり約1.39円) USエクストラNo.1等級 【2022楽天グルメ大賞アーモンド部門受賞】産地直輸入 素焼き煎りたて! 無塩 添加物不使用

等級や賞を受賞していること、商品の特徴などが記載されています。
個人的にはここまで書いてしまうと情報量が過剰のような気はしますが、楽天というサイトの性質上これくらい書かないと埋もれてしまうというのはあるのでしょう。なんにせよ非常に参考になる情報です。
Web上では商品名は非常に”重要な要素”なので商品の名付け方に悩んでいる人は楽天の人気商品を参考にしてみましょう。

また、商品の特徴を商品詳細ページに記載するのもいいのですが、商品名でお客様の興味を惹かなければそもそも詳細ページまで来てもらうこともできないということは覚えておいた方が良いでしょう。

最後に

以上の理由により楽天のランキングページを参考にすることは非常に意味のあることだと理解していただけたと思います。WEBの発展によりこれほど有意義な情報が無料で公開されるようになったのはWEBマーケティングやECなどに関わる人達にとってはとても有り難いことです。
また、なにかあったときだけでなくWEBマーケティングに関わる人間ならば最近の流行に敏感になるためにもこまめにチェックするようにしておいたほうがいいでしょう。

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