戦略立案の基礎であるクロスSWOT分析とは

マーケティング

過去の記事でSWOT分析について説明をしましたが、今回はそれを活かすための「クロスSWOT分析」について説明します。

※過去の記事を閲覧した上で本記事を読んでいただくことを推奨します。
https://correct-web.com/blog/swot-analysis/

SWOT分析の中で自社の強みや弱み、外的な機会(チャンスやピンチ)についてまとめました。今回はそれらをどのように分析するのか?という箇所が本題となります。

自社の強み × チャンス(機会)

自社の強みを活かせる機会(チャンス)の項目です。
自社の強みを活かせる機会が今どれだけあって、その機会(チャンス)に対してどのように会社として取り組むかを検討し実現できそうな施策などを洗い出していきましょう。
弱点の克服も大事ですが、会社としてどれだけ成長できるのかについてはやはり”強みをいかに活かしていくのか?”という部分が非常に重要です。

自社の強み × ピンチ(脅威)

自社の強みを活かしてどのように脅威(ピンチ)を乗り越えるのか?という項目です。
事業を展開していく中で自社に脅威を与えうる外的な要因はいくつも現れます。脅威を乗り越えるための武器はその”会社の強み”です。
どのようにして自社に迫りくる脅威と戦うのかを洗い出していきましょう。

自社の弱み × チャンス(機会)

これは例えば業界の中で新しい流行りが生まれているが、それが自社の弱みとなる苦手な分野・ジャンルだった場合の項目です。
流行り(チャンス)に対して自社の弱みを克服して乗り遅れないようにするのか、それとも今までどおり自社の強みの部分でのみ戦っていくのかを判断する必要があります。

もし自社の弱みを克服し流行り(チャンス)に対して参戦をするのであれば弱みを克服する様々な対策や施策を考える必要があります。

自社の弱み × ピンチ(脅威)

これは会社に迫りくる脅威があり、さらにそれが会社の弱みの部分(弱点)だった場合の項目です。
どの会社にも弱みとなる部分は存在します。脅威に対して会社としてどのように判断し戦略を取らなければいけないのかを検討する必要があります。

場合によっては事業を切り捨てるという判断もありえますし、会社のリソースを投じて弱みの克服を図るという選択もありえます。この判断を見誤ると会社に大きな損害を与える可能性がありますので慎重に施策や戦略、選択を検討しましょう。

まとめ

SWOT分析で自社の各要素を洗い出し、それをパズルのように当てはめて今後の戦略や方針・施策を考えるのがクロスSWOT分析です。
マーケティングにおいて競合企業や業界の分析、自社の分析というのはとても基本的な分析になります。
まずは記事に書いてある内容を自社に置き換えて分析してみましょう。

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